●歯科用語集●


ここでは歯科治療の場で用いられている用語などを
ご紹介したいと思います。
『この用語集に載っていなくて意味が知りたい!』
『この説明ではわからないなぁ・・』
ということがございましたらお気軽にご質問ください(^^)

アタッチメント 入れ歯の安定させるために、残っている歯に取り付ける装置のこと。
アマルガム 歯の詰め物に使われる材料の一つ。銀と水銀とすずを混ぜて作られる。
最近はあまり使用されない。
アルジネート 印象(口印象(口の中の型を取ること)の際、よく使われるピンク色で弾力のある歯科材料。
アンレー 虫歯が進んで削る部分が多い場合、歯の4面を覆って修復する詰め物のこと。
印象 口の中の型を取ること。この型をもとにして、歯の詰め物やかぶせ物などの製作に必要な口の模型が作られる。
インフォームドコンセント 患者が医療機関側から治療に関する正しい情報提供や説明を十分に受け、お互いが同意・納得した上で治療を進めること。最近重要化されてきている。
インプラント 歯が抜けてなくなったところに穴を開け、天然歯の代わりにチタン製などの人工歯根(歯の根)を埋め込み、その上に人口の歯を作製する外科的治療方法。
インプラント矯正 矯正治療用に作られたインプラント(チタン製などの人工歯根)をアゴの骨に埋め込むことによって歯を動かし、健康な噛み合わせと美しい歯並びを目指す治療法。
これまでの矯正治療では困難とされていた歯の移動や、治療期間の短縮などが可能とされている。
インレー 奥歯の虫歯治療などで削った部分を埋める詰め物のこと。保険では金銀パラジウム合金と呼ばれる金属を使うことが多い。
他にも、天然歯と同じように見える白色のプラスチックや陶材など、保険適用、保険適用外を含め様々な種類がある。
う蝕 虫歯のこと
HJK 硬質レジンジャケット冠(ハードレジンジャケットクラウン)の略。
硬質レジン(合成樹脂:プラスチック)の白いかぶせ物のこと。保険適用。
エキスカ(エキスカベーター) 虫歯で軟らかくなった象牙質や仮封材(かふうざい:虫歯の穴を一時的にふさぐ治療材)を取り除いたりする際などに使われる治療器具のこと。
エキスト 歯をぬくこと。英語のextractionの略。
SRP スケーリング・ルートプレーニングの略。
スケーラーやキュレットと呼ばれる細長い器具で、歯や歯の根についた歯垢や歯石を除去する歯周病の初期治療。麻酔をすることもある。
フッ素(fluorine)のこと。フッ素とは水や食べ物に含まれている自然界の元素の一つ。
歯のエナメル質(歯の一番表面の組織)の結晶構造を丈夫にし、虫歯予防に効果があると言われている。
FCK フルキャストクラウンと呼ばれる金属のかぶせ物のこと。
FD 総入れ歯(full denture)のこと。
MB メタルボンドの略。
メタルボンドとは、セラミック(七宝焼きに似た陶材)の内側に金属に焼き付けてある歯のかぶせ物のこと。
嚥下 食べ物を飲み下す動きのこと。物が飲み込めなくなることを嚥下障害(えんげしょうがい)と言う。
オーバージェット 噛みあわせた際、上の前歯が下の前歯に被さる、前後の水平距離のこと。
オーバーバイト 噛みあわせた際、上の前歯が下の前歯に被さる、上下の距離のこと。
オールセラミッククラウン 歯のかぶせ物の一つ。金属を全く使わずセラミック(七宝焼に似た陶材)のみで作られる。
天然歯の色に近い。保険の適用はなし。
強度を増すため、セラミックと一部金属を使うかぶせ物はメタルボンド。 →メタルボンド
親知らず 18歳〜30歳ぐらいの間に生えてくる、一番奥の第3大臼歯のこと。人によっては4本全部生えることもあれば、一生生えてこないこともある。
かかりつけ歯科医 歯の治療、歯に関する相談、定期検診など、歯と口の健康を日常的にトータルサポートしてくれる身近な歯科医師、歯科医療機関のこと。
過蓋(かがい)咬合 下の前歯がほとんど見えないほど、上の前歯が深く覆っているような不正咬合(噛み合わせが正常ではない状態)のこと。
過剰歯 人間に生える32本の歯(親知らず4本を含める)以外に生える余分な歯のこと。
窩洞形成 虫歯を取り除いたあと、修復する材料(つめ物)の特性に合わせて、削ったあとの形を整えること。KPとも呼ばれる。
仮封材 虫歯を削った穴に詰め物やかぶせ物が入るまで、一時的に穴を封鎖する(ふさぐ)治療材料のこと。
カリエス Cries。英語で虫歯のこと。
仮歯 前歯などを削ったあと、詰め物やかぶせ物が入るまでの間使用する仮の歯。テンポラリークラウン、テックと呼ばれることもある。
外傷性咬合 大きな虫歯、抜けた歯、合わないつめ物などを放置し、かみ合わせのバランスが悪い状態が続くと、特定の歯に必要以上の力がかかり、歯を支える歯周組織にダメージを与え、慢性的な歯痛を起こしたり、歯が抜けたりする病気。咬合性外傷(こうごうせいがいしょう)とも呼ばれる。
顎関節症 物を噛むときあごの関節が痛い、口が大きく開けられない、口を開け閉めするとき変な音がするなど、あご周辺の機能障害の総称。虫歯、歯周病についで多い口の病気と言われている。原因は噛み合せの異常や外傷、精神的ストレスなど様々。
臼歯 ものを臼のようにすりつぶす奥歯のこと。上下左右合わせて小臼歯8本、 大臼歯8本の合計16本(親知らずを入れると20本)ある。
矯正 特別な装置を使って歯やあごの形を整え、健康な噛み合わせと美しい歯並びを作り出すことによって心身の健康を目指す歯科治療。
近心 左右の中切歯(ちゅうせっし:一番真ん中の前歯)の接触点に近づく方向のこと。遠ざかる方向は遠心。
技工士 歯の詰め物やかぶせもの、入れ歯、矯正装置、マウスガードなどの製作を担う歯科医療の技術専門職。緻密で熟練した技術が求められる。歯科技工士になるには国家資格が必要。また、歯科医師の指示が無ければ技工を業と出来ない。
義歯 入れ歯のこと。
クラウン 歯全体を覆うかぶせ物のこと。歯の神経治療などで削った部分が大きく詰め物ができないときに使われる。
クラスプ 入れ歯を作る際、残っている歯に針金のようなバネを引っかけて入れ歯を安定させる装置のこと。
クレフト 歯ぐきにできたV字やU字型の裂け目のこと。不適切な歯磨き、たまったプラーク(歯垢)、噛み合わせの異常などが原因で起こる。
グラスアイオノマーセメント 虫歯などの治療に使われる歯の詰め物のひとつ。他の詰め物に比べると硬さがやや劣るがフッ素が含まれており、虫歯の再発を防止する作用があると言われている。
欠損 虫歯や歯周病など何らかの理由により、一本以上の歯がなくなってしまっている状態。
コア 歯の神経治療などで削った部分が大きく、詰め物ではなくかぶせ物(クラウン)で修復する際、歯の強度を保つために作られる土台のこと。使われる金属の種類によって、メタルコア、レジンコアなどに分けられる。
咬合採得 入れ歯やかぶせ物などを作る際、上下の歯の噛み合せの位置関係を決定すること。
硬質レジン 歯の詰め物やかぶせ物に使われる、硬いプラスチックのような複合樹脂。保険適用で広く使用されているが、磨耗や変色しやすいなどの欠点もある。
口臭 歯周病、舌苔(ぜつたい)、タバコのやに、にんにくなど強い匂いのある食事、ストレスなどによって起こる口の臭いのこと。
根管治療 むし歯が進み歯髄(歯の中の神経や血管などの組織)が死んでしまった場合に行う歯の根の治療。
根充(こんじゅう) の根の治療の際、歯髄(歯の中の神経や血管などの組織)などを取り除いてきれいになった歯の根の中に、細菌などが入らないよう栓をする処置のこと。
根尖病巣(こんせんびょうそう) 虫歯が歯髄(歯の中の神経や血管などの組織)にまで感染し、根尖 (歯の根の先)に膿の袋ができること。
コンポジットレジン 前歯や奥歯の小さい虫歯治療などに使われる白いプラスチックの詰め物。複合レジンとも呼ばれる。保険適用。
誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん) 口の中の細菌などが気管にはいって起こる病気。寝たきりなどで細菌に対する抵抗力が低下しているお年寄りに多い。
差し歯 虫歯などの治療後、残っている歯の根の部分に金属の土台を埋め込み、その上に取り外しができないぴったりはまる人工の歯をかぶせたもの。専門用語では継続歯(けいぞくし)。歯が抜けてなくなってしまっている場合には入れることができない。
C1 歯の表面を覆う、エナメル質が虫歯になっている状態。
C2 歯の表面を覆うエナメル質を超えて、歯の内部の象牙質が虫歯になっている状態。
C3 歯の表面を覆うエナメル質、歯の内部の象牙質を超えて、歯の神経(歯髄:しずい)まで虫歯が進んでいる状態。
C4 虫歯によって歯がほとんど失われ、歯の根だけ残っている状態。歯を抜かなければならない場合が多い。
シーラント 虫歯になっていない奥歯の細かい溝に、レジン(プラスチック のような樹脂)をコーティングし、虫歯になりにくくする処置のこと。
歯科衛生士 歯科医師の指導のもと、診療の補助や歯科保険指導を行う専門職。幅広い知識と高い技術力が要求される。歯科衛生士になるには国家資格が必要。
歯科助手 患者さんが安心して診療を受けられるよう心を配り、診療の介助をするアシスタントのこと。歯科医師、歯科衛生士、歯科技工士らとともに歯科医療を支える重要な役割を担う。
歯間 歯と歯のすきまのこと。
歯冠 歯ぐきから出ている歯の部分。
歯垢 食べかすに虫歯や歯周病を引き起こす口の中の細菌が結合したもの。プラークとも呼ばれる。
歯根 歯ぐきに埋まっている歯の部分。
歯根膜 歯根(歯の根っこ)の周囲を取り巻き、歯と歯槽骨(歯ぐきや歯の根を支える骨)を結びつける膜。
歯周病 歯垢(プラーク)が歯と歯ぐきの間の溝(歯肉溝)にたまり炎症を起こす病気。歯ぐきが腫(は)れる「歯肉炎」と、それが悪化した「歯周炎」の総称。
歯周ポケット 歯と歯ぐきのすき間のこと。すき間の深さで歯周病の進行度が診断される。
歯髄 俗に歯の神経と呼ばれる、痛みを感じる感覚受容器や細い血管、リンパ管などが集まっている組織のこと。歯に酸素や栄養を運んだり、排泄物を取り除いたりする。
歯石 歯垢(プラーク)に唾液中のカルシウムやリン酸が付着し、かちかちに固まったもの。一度ついてしまった歯石は歯ブラシでは除去できないため、歯科医院で取ってもらうことが必要。
支台歯 歯のない部分にブリッジや入れ歯を入れる際、支えとなる歯のこと。
小臼歯 真正面から4番目と5番目の永久歯。上下左右に各2本ずつある。
小帯 頬(ほほ)および唇の内側の粘膜と歯ぐきとの間に縦に走る、細いひだのような部分のこと。上唇小帯(じょうしんしょうたい)、下唇小帯(かしんしょうたい)、頬小帯(きょうしょうたい)、舌小帯(ぜつしょうたい)がある。
歯列 上の歯と下の歯が、歯ぐきの上に並んでいる状態のこと。永久歯列(えいきゅうしれつ)、乳歯列(にゅうしれつ)、混合歯列(こんごうしれつ:乳歯と永久歯が混ざった歯列)、上顎歯列(じょうがくしれつ)、下顎歯列(かがくしれつ)などがある。
審美歯科 虫歯や歯周病など、歯の病気治療・機能回復とともに、口元の総合的な健康美を追求する歯科医療のこと。
磁性アタッチメント 磁石の吸着力で入れ歯を安定させる装置。
上顎前突 下の前歯に比べ、上の前歯が前に出ている状態。(出っ歯)
スピロヘータ 細長いらせん状をした微生物。口腔スピロヘータと呼ばれるものは、歯周炎や歯周病患者の口の中によく見られる。
3-mix 虫歯を取り除いた歯の穴に、3種類の抗菌剤を混ぜ合わせた薬剤を詰め、残った歯への虫歯の感染を防ぎ、できるだけ歯や歯の神経の保存を目指す治療法。
セメント質 歯根部(歯の根っこ)の表面を覆う歯周組織のこと。
前装冠 目に見える部分を歯の色と似通った白色の材質(アクリル樹脂や陶材)でつくるかぶせもの。
叢生 八重歯(やえば)、乱ぐい歯など、歯が重なり合っている状態。
咀嚼 物をよく噛み砕く動作のこと。
象牙質 歯のエナメル質(一番表面の組織 )の下にあり、歯髄(歯の中の神経や血管などの組織)を取り囲む組織。
脱灰 口の中の酸が歯のエナメル質(歯の一番表面の組織)の内側からカルシウムやリン酸などを溶かし出し、初期虫歯の状態になること。唾液中のカルシウムやリンが歯に沈着し、脱灰が起きた部分を修復する働きは再石灰化と言う。
知覚過敏 虫歯がないにもかかわらず、冷たいものを飲んだり食べたりしたときにしみるような痛みを感じること。歯ぐきが痩せて歯の根っこが露出したり、歯のエナメル質(歯の一番表面)が薄くなり、歯の神経組織を覆う象牙質がむき出しになると起こる。
ティッシュコンディショニング(Tコン) 合わない入れ歯などが原因で、歯ぐきの粘膜が圧迫され傷んでいるような場合、入れ歯が歯ぐきと密着する部分に、弾力・粘着力のあるやわらかい調整材などを使用して、歯ぐきの粘膜の回復をはかる処置のこと。
疼痛 ずきずき痛むこと。
斑状歯 長期間にわたりフッ素を過剰摂取した際、歯の表面に現れる斑(まだら)状のシミのこと。
反対咬合 下の前歯が上の前歯よりも前に出ている噛み合せの状態のこと。受け口とも呼ばれる。
バキューム 治療の際、口の中から唾液や削った歯の粉などを吸い取る、細長いノズルがついた治療機器のこと。
抜髄 虫歯が進んで、歯髄(歯の中の神経や血管などの組織)を取り除くこと。
PMTC プロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニングの略。歯科医師や歯科衛生士が歯垢(しこう)や歯石(しせき)、歯面沈着物(しめんちんちゃくぶつ)などをきれいに取り除くこと。
フェストゥーン 歯ぐきのふちが、ロール状に浮き出たようになる、歯ぐきの形態異常のこと。
不正咬合 噛み合せがおかしい(歯並びや、アゴの位置関係が悪い)こと。
ブラケット 矯正治療に使う、歯とワイヤーを固定させる装置。
ブリッジ 歯のない部分の両側の歯を削り、かぶせ物でつなげる治療法。
プラーク 歯垢(食べかすに虫歯や歯周病を引き起こす口の中の細菌が結合したもの)のこと。虫歯や歯周病の原因。
PH 水素イオン指数。数値が小さいほど酸性であることを示す。食べ物を口にすると、口の中の細菌(ミュータンス菌)が食品に含まれる糖質を分解し、副産物として作られる酸によって、口の中のPHが低下する。歯が長時間にわたってひんぱんにこの酸にさらされると虫歯になりやすい。
補強線 入れ歯を補強するため、床と呼ばれる土台の部分に埋め込むワイヤー(線)のこと。
保存治療 歯や歯髄(しずい:歯の神経)をできるだけ抜かず、天然歯の保存を目指してすすめる治療。
ホワイトニング 漂白剤を使用したり、歯を表面を薄く削りセラミックの歯を接着させて歯の色を白くする方法。
麻酔 痛みの感覚をなくし、生体の機能を守りながら、治療や手術などによる身体への負担から患者さんを守るための処置。大きく分けて、特定の神経だけをマヒさせる局所麻酔と、意識がなくなって眠ったような状態になる全身麻酔の2つがある。
磨耗症 不適切な歯みがきや合わない入れ歯などにより、歯が摩擦によってこすられ、へこんだり欠けたりすること。
ミュータンス菌 虫歯の原因となる細菌の一種。食物に含まれる糖を分解してグルカン(デキストラン)というネバネバした物質を作り出す。このグルカン(デキストラン)と細菌が混ざり合ってプラーク(歯垢:しこう)となり、歯を溶かして虫歯を進行させる。
メインテナンス 治療終了後も、定期的に歯垢(プラーク)や歯石の除去、咬合調整(噛み合わせの調整)などを行い、歯科医療従事者と患者が十分コミュニケーションを取りながら、お口の健康を維持・推進していくこと。SPT(supportive periodontal therapy)と呼ぶこともある。
有床義歯 口の中の粘膜を覆う形につくられた、取り外し可能な部分入れ歯。
ユニット 治療の際、患者さんが座る診療イスのこと。口元を照らすライトやうがい場所、治療機器などが配備されている。
ラバーダム 治療する歯に唾液などがかからないよう、歯の部分だけを外に露出し、口の中全体をマスクのようにカバーする、薄いゴム製のシートのこと。小児によく使用します。
リーマー 歯の根を治療する際に使う細い針金のような器具。
裏装 入れ歯の裏側を新しく裏打ちして、口の中によりフィットさせること。
ルートプレーニング 歯の根に残っている歯石や歯石によって軟化したセメント質を取り除き、歯石が再付着するのを防ぐために、キュレットと呼ばれる治療器具などで、歯の根を平滑(平らでなめらか)にすること。
レジン床義歯 床(しょう)と呼ばれる、歯ぐきに密着させる部分の材質が、レジン(合成樹脂:プラスチック)で作られている入れ歯のこと。保険適用。
レセプト 診療報酬請求書。医療機関側が患者さん一人一人の一ヵ月分の診療内容をカルテを元に点数に換算し、かかった医療費を市町村や保険組合に請求するための明細書のこと。
矮小歯 歯の大きさが正常値の範囲を超えて著しく小さい歯のこと。1〜数本の場合と、歯全体が矮小歯の場合がある。一般に円すい形をしており、過剰歯(かじょうし)であることが多い。→過剰歯(かじょうし)


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